測定器

電位差比較法による標準抵抗器の校正

以下の記事で標準抵抗器の製作方法について解説しました。製作した標準抵抗器の校正方法について簡単に説明します。 参照用標準抵抗器 参照用の標準抵抗器としてアルファエレクトロニクス製のASR-101を使用しました。アルファエレクトロニクス製のA...
測定器

標準抵抗器の製作

ASR-101という抵抗器をトレーサビリティ付校正に出して照合用標準抵抗器を準備しました。ASR-101は100単一の抵抗器です。しかし、DMMの抵抗ファンクションなどを校正する場合には指定されポイントの抵抗値を用意する必要があります。この...
測定器

34461Aの測定分解能

34461Aは6.5桁の表示分解能を持ったデジタルマルチメーターです。そのため10Vレンジでは10.00000というような表示になり、その時の最小分解能は10です。ところが、通信コマンドで値を取得すると表示分解能以上のデータを取得することが...
コミックマーケット

コミックマーケット102に参加しました

少し遅くなりましたが、夏コミ参加報告ということで...2023年の夏コミ C102にサークル参加しました。 当日サークルスペースまでお越しいただいた皆様ありがとうございました。今年の夏コミでも多くの方々とお話することができ、とても楽しい時間...
測定器

標準抵抗器の校正

アルファエレクトロニクス製の一次標準抵抗器(ASR-101)をヤフオクで破格の値段で入手しました。この抵抗器を参照用標準器として用い、値を拡張することで自宅内で抵抗値標準を運用していきたいと考えています。しかし、あくまでもジャンク品扱いの商...
電子管

酸素バーナーを利用するための環境を構築してみた

最近、真空管の自作に挑戦しています。真空管などのガラスを用いた電子管を製作するためには、ガラス管を熱して加工するための環境が必要になります。このようなガラス細工で用いられるバーナーにはいくつかの種類があります。エアーのみで手軽に利用できるエ...
アナログ回路

マイコンのADCで正負電圧を測定する方法

一般的なマイコン内蔵ADCの入力範囲は0~Vccまでとなっていることが多いです。したがってマイコン内蔵ADCで正負電圧を測定するためには、入力範囲の調整回路をADC前段に設けてやる必要があります。今回は最近主流である0~3.3Vの入力範囲を...
アナログ回路

状態変数型発振回路の製作

低歪な正弦波をどのように発生させるのが良いかを検討しているときに状態変数型発振回路というオペアンプを用いた発振回路の存在を知りました。低歪な発振回路としてウィーンブリッジ発振回路が紹介されている例は良く見かけます。しかし、状態変数型発振回路...
測定器

ハイレジスタンスメータ4329Aのレストア

ヤフオクにYHP(現Keysight)製のハイレジスタンスメーター4329Aが出品されているのを見つけました。状態は悪いものの、修理すれば十分に使えると思い落札してみました。 ハイレジスタンスメーター4329Aはサービスマニュアルが公開され...
電子工作

AD9851でシグナルジェネレータを自作する その2

2CH-シグナルジェネレーターの製作 2ch出力で周波数、位相、出力レベルを各チャンネルごとに設定可能なシグナルジェネレータを製作しました。出力できる信号は、周波数2,レベル10、位相0~180°の範囲で設定することができるようになっていま...