このワンボードマイコンはROMからプログラムをロードして動作します。
単体のUV-EPROMやEEPROMが必要です。
UV-EPROMは書き込み回数が20回程度と少ないためEEPROMも用意しました。
EEPROMであれば書き込み回数を気にすることなくプログラムの書き換えを行えます。
UV-EPROM「MBM27C64」
EEPROM「UPD28C64」
UV-EPROM or EEPROMにマシン言を書き込める装置が必要になります。
ROMライターとして市販されています。
要は、ROMの書き込みシーケンスに従ってデータを書き込めれば良いわけなので
ワンチップマイコンを使用してROMライターを作ってみました。
ハードウェア構成は以下のようになりました。
H8の外部バスにROMを接続しただけです。
あとは、UV-EPROM用に12Vと21Vの書き込み電源を用意してあります。
外部バス経由で簡単に着込めばよいと考えていましたが…..
UV-EPROMは書き込み速度が遅く高速なバスでは制御ができないことが分かりました。
外部バスにつなげてはありますが、結局ピン設定をIOにしてソフトウェア制御しています。
UV-EPROMの消去は殺菌灯を組み込んだポータブル蛍光灯を使っています。
15~20分程度でROM内容を消去することができます。
ちなみにカバーの透明板を外さないと全く消去ができません。
消去に有効な波長400nm以下の紫外線が吸収されてしまうようです。
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